- フラワーギフトって花束のことじゃないの?
- どんなフラワーギフトを贈ればいいか迷う
- フラワーギフトを贈る場面ってどんなとき?
花は昔から誕生日や記念日、お祝いなど、様々な場面でプレゼントとして選ばれることが多いもの。しかし、「すぐに枯れてしまう」「水やりの手間がめんどくさい」などの理由から敬遠されるケースも。
実は最近、数年間に渡って枯れず、水やりの手間もいらない花の贈り物が注目されています。そんな花の贈り物を総称して『フラワーギフト』と呼びます。
本記事ではフラワーギフトとはどんなものか、どんな種類があるのかを解説します。さらに、贈る相手のタイプに合わせたフラワーギフトやシュチュエーションについてもご紹介します。
最後まで読んでいただけると、もらった相手が喜ぶプレゼントが見つかります。
当サイトのオススメは、生花を加工して作られたプリザーブドフラワー。枯れることなく、水やりの手間もないので、忙しい方に最適なプレゼントです。
フラワーギフトとは花を加工した贈り物
フラワーギフトは、花を加工した贈り物の総称です。加工というと、ドライフラワーや造花を想像されるかもしれませんが、花束も立派なフラワーギフトです。
- シチュエーションや相手に合わせて種類や色を選定
- 値段の割に見た目のインパクトがある
- 花言葉に思いをのせて
- 花をもらって喜ばない相手が少ない
- 一生残るものではないので、重たくならない
上記の理由からプレゼントにフラワーギフトは、もはや鉄板と言っていいレベルの人気です。
【フラワーギフトの種類とは?】オススメ7選をご紹介
実際にフラワーギフトとはどんなものか、オススメの7種類をご紹介します。
- 花束
- アレンジメント
- プリザーブドフラワー
- ボックスフラワー
- 鉢植え
- ハーバリウム
- スワッグ
風水を気にする方にドライフラワーを贈るのは危険
ドライフラワーは海外で「感謝」「終わらない友情」「愛情」「真実」などの花言葉をもっています。しかし風水上では「生きていない花」「枯れた花」とされ、マイナスなイメージも。贈る際には気をつけましょう。
花束
フラワーギフトの王道といえば花束。何本かの切り花を束ねたものを指しますが、なぜか一輪だけをラッピングしたものも花束と呼びます。
シチュエーションや相手の雰囲気などに合わせて花の色や種類を選定するため、個人の相手にはもちろん、店舗の開店祝いなどにも最適なプレゼントです。
花の種類や本数を調整すれば予算に合わせられるところも魅力。3,000円〜1万円くらいを目安にすると良いでしょう。
花束とブーケの違いって何?
ブーケとは、フランス語で「花束」の意味です。つまり、実は花束もブーケも同じものを指します。しかし日本では、長めに切った花をまとめたものを花束、茎を短く切ってまとめたものをブーケと呼ぶことが多いです。
アレンジメント
アレンジメントとは、切り花をオアシス(吸水スポンジなど)に挿し、きれいにアレンジし盛り付けられたものです。盛り付けのおかげで自立するため、花瓶がなくても飾れます。
生花でも、オアシスに差し込まれているため水を変える手間もありません。乾燥する場合には、霧吹きなどで表面から水を掛けて上げましょう。綺麗な状態を長く楽しむことができます。
花束のように1輪だけ、というわけにもいかないので、ある程度まとまった本数の花が必要です。予算は小ぶりなもので3,000円〜5,000円ほど。大きなものだと1万円〜3万円程度で購入できます。
プリザーブドフラワー
プリザーブドフラワーは、生花を一番キレイな時期に特殊な加工を施したもの。そのため水やりを必要とせず、数年間に渡って枯れないため、忙しい方へのプレゼントとして注目されています。
ネックは若干お値段が貼ること。小さめのものでも5,000円程度。大きめのサイズだと2万円~5万円ほど覚悟しておいたほうがいいでしょう。
ただ、お世話をしないと数週間で枯れてしまう生花と違って長く持つため、コスパが良いのは間違いありません。
ボックスフラワー
ボックスフラワーは名前の通り、箱の中に花を詰めてあるフラワーギフトです。プリザーブドフラワーや生花がアレンジされて、キレイに詰められているため、花瓶や水が必要なくそのまま飾ることができます。
中身の種類や大きさによって値段もまちまち。3,000円くらいから3万円以上のものまで様々です。
ボックスフラワーはの一番の長所は箱に入っていること。開けるまで何が入っているかわからないので、ワクワク感はピカイチです。
鉢植え
鉢植えは、鉢に植えられた状態の花です。花瓶を用意する必要はありませんが、水やりや植え替えなどのお世話が必要です。そのため、普段から花などの植物を育てている方への贈り物に向いています。
予算は3,000円~1万円ほど。1種類の花のみや、寄せ植えが選べるので種類が豊富です。
鉢植えは新築祝い、結婚祝いにピッタリだが…
鉢植えは「根付く」という意味を持つプレゼントです。そのため、おめでたい時のプレゼントとして最適です。しかし、入院中は「根付く」→「寝付く」と意味合いが変化し、縁起が悪い意味合いに。注意が必要です。
ハーバリウム
ハーバリウムは、ボトルに花と専用オイルを入れたお手入れのいらないフラワーギフトです。元々は研究用に長期保存するための植物標本が、観賞用に加工されたもの。見た目がオシャレでインテリアとしても人気です。
ボトルに入れるという特性上、そこまで花の本数を必要としないため、2,000円〜6,000円程度で購入可能な点も魅力です。
スワッグ
スワッグは、ドイツ語で「壁飾り」を意味し、花束を下向きにして吊るし飾るものです。ドライフラワーを束ねた物が一般的ですが、プリザーブドフラワーや生花を使用することもあります。
ヨーロッパでは魔除けなどで玄関に飾ったり、クリスマスの飾りとして昔から使われてきました。日本では、室内のインテリアとして飾られています。たまにほこりを掃ってあげる程度で、お手入れの必要はありません。
小さいものなら2,000円ほど。目をひくような大ぶりのものだと1万円ほどで購入可能です。
【贈る相手に合わせて】フラワーギフトの選び方
フラワーギフトは、種類によってサイズ感や予算が変わるため、相手やシチュエーションに合わせて最適なものを選ぶべきです。ここでは以下の相手にわけて、適したフラワーギフトの選び方を解説します。
- 恋人へのプレゼント
- 友人へのプレゼント
- 結婚相手へのプレゼント
- 上司、同僚へのプレゼント
それぞれ詳しく解説します。
恋人へのプレゼント
恋人へのプレゼントは、プリザーブドフラワーやボックスフラワーがオススメ。草花を育てる習慣があるのかないのかが不明な場合は、手間のかからないフラワーギフトを贈りましょう。
プリザーブドフラワーやボックスフラワーは、水やりもいらず、枯れないため、プレゼントには最適です。
デート中に渡す場合はサイズ感に注意
外出先でプレゼントを渡す場合は、渡し方も計画しておきましょう。大きな花束を持ち歩きながらのデートは困難を極めます。さらに電車を利用する場合は、サイズ感もなるべくコンパクトなものを選ぶべきです。
大きめなプレゼントを渡す方法については、別の記事にまとめてあります。
友人へのプレゼント
友人へのプレゼントには、ハーバリウムや小さめのアレンジメントがオススメです。
友人の誕生日などにプレゼントを贈るということは、逆に自分の誕生日にお返しがくる可能性も。となると、予算も高すぎないものを選ぶのがベストでしょう。
ハーバリウムやアレンジメントであれば、3,000円〜5,000円で見た目もオシャレです。
結婚相手へのプレゼント
結婚して一緒に住んでいるケースだと、プレゼントのサイズ感に気を使う必要性が下がります。持ち歩く必要がないので、大きな花束でも大丈夫。
結婚相手だからこその難しさ
生計を一つにしている結婚相手には、プレゼントの予算に注意しましょう。高すぎず、低すぎない予算設定をする必要があります。
妻に贈るプレゼントの予算について、別記事で詳しく解説しています。
他にも、一緒に手間をかけて花を育てる前提で、鉢植えを選ぶのも面白いですね。
上司、同僚へのプレゼント
普段お世話になっている上司や同僚には、王道の花束がオススメです。送別会などでプレゼントを送る場合は、サイズ感も大きめなものを選ぶといいでしょう。
同僚や部下からもらったプレゼントであれば、持ち帰りの手間もいい思い出です。
まとめ
本記事では、フラワーギフトの種類とオススメの選び方について解説しました。フラワーギフトは見た目のインパクトもあり、予算の融通も効くため、プレゼントには最適です。
しかし「水やりが必要」「すぐ枯れる」などの理由から、忙しい方には敬遠されるケースも。最近ではプリザーブドフラワーを始めとする、手間のかからないフラワーギフトが注目を集めています。
相手のことを思いやり、好みや生活スタイルに合わせたフラワーギフトを選べば、相手の生活を華やかにすることができますよ。大切な方の喜ぶ顔をイメージして、ぜひピッタリなフラワーギフトを贈ってください。