- プレゼントを渡すタイミングがわからない
- どこでプレゼントを渡すと喜んでもらえるだろう?
- サプライズでプレゼントを渡すにはどうすればいい?
プレゼントは何を渡すかだけでなく、渡し方も重要なポイントです。サプライズの場合はもちろんのこと、サプライズでなくても「いつ」「どこで」「どのように」渡すか決めておきましょう。
あらかじめ考えておかないと絶好のタイミングを逃したり、ムードのない場所で渡すことになる可能性も。
本記事では、プレゼントの渡し方を詳しく解説します。プレゼントの渡し方に悩んでいる方や、サプライズを成功させたい方は参考にしてください。
プレゼントを渡すタイミング
まずはプレゼントを渡すタイミングについて解説します。どのタイミングで渡すかあらかじめ決めておけば、当日は落ち着いてスムーズに渡せます。
- 会ってすぐ渡す
- 食事の後で渡す
- 別れ際に渡す
- 日付が変わった瞬間に渡す
会ってすぐ渡す
会ってすぐに渡せば、その日一日を楽しい気分で過ごせます。
いかにもプレゼントが入っているとわかる紙袋を手にしていれば、いつまでも渡さないのは不自然。先に渡す方がお互いにスッキリします。
食事の後で渡す
レストランでの食事を予約しているなら、食後にプレゼントを渡しましょう。
お皿を下げてもらってデザートが出てくるまでの間、またはデザートを食べ終えてから渡すのがベストタイミング。ただ、このタイミングはトイレに立ってもOKなので、相手がトイレに行こうとしていないか見計らってから渡しましょう。
別れ際に渡す
プレゼントを渡すのが照れくさい方は、デートの別れ際にさりげなく渡しましょう。ないと思っていたプレゼントがあることで、サプライズ感も生まれます。
最後に渡すことで、デートの後も嬉しい余韻が続くでしょう。
日付が変わった瞬間
誕生日のプレゼントは日付が変わった瞬間に渡すのもおすすめ。誕生日を迎えた瞬間に「おめでとう」とプレゼントを渡したら、お祝いしたい気持ちが伝わって喜ばれます。
プレゼントはシチュエーションにもこだわって渡す
渡す相手が恋人や夫婦の場合、シチュエーションにもこだわると、より素敵なプレゼントになります。
- 夜景を見ながらロマンチックな雰囲気で渡す
- 思い出の場所で渡す
- 自宅でリラックスしているときに渡す
夜景を見ながらロマンチックな雰囲気で渡す
彼女や奥様にプレゼントを渡すときは、ロマンチックな雰囲気の場所を選ぶことをおすすめします。ムードのある場所でプレゼントを渡されると喜びが何倍にも膨れ上がるからです。
展望スペースや夜景がきれいなレストラン、観覧車など夜景が楽しめる場所をデートコースに組み込んでおきましょう。
思い出の場所で渡す
2人にとって思い出の場所でプレゼントを渡すのもおすすめです。初めてデートした場所やプロポーズした場所など、2人の大切な場所でプレゼントを渡せば、大切に想っていることが伝わります。
自宅でリラックスしているときに渡す
自宅で渡すなら、リラックスして過ごしているときに渡しましょう。「相手のことをどれほど大切に想っているか」「日頃どれほど感謝しているか」を伝えるいい機会です。
照れくさくてなかなか言えない言葉を伝えながらプレゼントを渡せば、2人の絆がより深まります。
プレゼントでサプライズを成功させる渡し方
思いがけずプレゼントされると、より喜びが増すもの。相手を喜ばせるため、サプライズにしてみませんか?
その場合は事前に話題にしないことがポイントです。
「何か欲しい物はない?」と聞かないこと。忘れているかのように振る舞うこと。この2点に注意して、サプライズプレゼントを準備しましょう。
サプライズを成功させる渡し方をいくつかご紹介します。
- プレゼントを2つ用意する
- プレゼントを相手のカバンや引き出しに入れておく
- プレゼント渡しをお店に協力してもらう
- プレゼントをホテルの部屋に用意しておく
プレゼントを2つ用意する
安価なプレゼントと豪華なプレゼントを2つ用意します。最初に少し残念なプレゼントを渡してガッカリさせたところで2つめの豪華な方をプレゼント。
ガッカリした後なので、喜びが倍増すること間違いなしです。
プレゼントを相手のカバンや引き出しに入れておく
相手の荷物や引き出しの中にこっそり入れておき、後で見つけて驚かせる渡し方です。喜ぶ顔が見られないところが残念ではありますが、思いがけずプレゼントを見つけて喜んでもらえるでしょう。
なお、わかりにくい場所に入れるといつまでたっても見つけてもらえない事態に陥るので、すぐ気づいてもらえる場所に入れておくことがポイントです。
プレゼント渡しをお店に協力してもらう
サプライズに協力してくれるレストランもあります。
あらかじめプレゼントを預けておき、打ち合わせておいたタイミングでテーブルまで運んでもらう方法です。これなら隠し持っておくことが難しい花束や、大きなプレゼントもサプライズで渡せます。
大きなプレゼントは持ち帰る手間も考える
大きなサイズのプレゼントは、それだけでサプライズ演出になります。しかし、持ち帰る手間を考えないと大変なことになるケースも。注意点やスマートな渡し方を別記事でまとめてありますので、大きなプレゼントを検討している方はぜひご覧ください。
プレゼントをホテルの部屋に用意しておく
記念日をホテルでお祝いするなら、ホテルに協力してもらってサプライズの準備をしておきましょう。
あらかじめ花やプレゼントを預けておき、部屋にセッティングしてもらったり、指定した時間にルームサービスで持ってきてもらったりすれば、素敵なサプライズの演出ができます。
どのホテルでも対応してもらえるわけではないので、予約時に確認しておきましょう。
プレゼントを枕元に置いておく
プレゼントを直接渡さず、相手が眠っている間に枕元に置いておく方法もおすすめです。朝、目を覚ましたら枕元にプレゼントが…。
まるでサンタクロースからのプレゼントのような喜びを感じられるでしょう。
記念日ではない日にプレゼントを渡す
一番のサプライズは、なんでもない日のプレゼントです。
相手はプレゼントをまったく期待していないでしょうから、驚くこと間違いなし。記念日ではない日に「いつもありがとう」とプレゼントを渡せば、最高のサプライズになるでしょう。
プレゼントを3倍喜んでもらうための工夫
プレゼントを渡すとき、プラスαの工夫があれば、さらに喜んでもらえます。次のひと手間を加えてみましょう。
- プレゼントにカードを添える
- プレゼントと一緒に手書きの手紙を渡す
- プレゼントのラッピングにこだわる
プレゼントにカードを添える
プレゼントにカードを添えて渡すと気持ちが伝わって喜ばれます。手書きがベストですが、印字されたカードをつけてくれるお店もあります。
プレゼントと一緒に手書きの手紙を渡す
「面と向かって気持ちを伝えるのが恥ずかしい」「口下手でなかなか思いを伝えられない」という人は、プレゼントと一緒に手書きの手紙を渡しましょう。最近は手紙を書く機会も減ったので、心のこもった手書きの手紙は新鮮で喜ばれます。
プレゼントのラッピングにこだわる
たとえ中身は一緒でも、美しいラッピングが施されている方がもらったときの嬉しさは大きいもの。とくに男性から女性へのプレゼントは、ラッピングにこだわりましょう。
結婚している場合はプレゼントの渡し方が難しい
プレゼントの渡し方をお伝えしてきましたが、結婚している方にサプライズは難しいかもしれません。また、恋人とは違い、生計を一にする夫婦ならではの難しさもあります。
- プレゼントを隠しておく場所がない
- 高価なプレゼントは喜ばれないかも?
プレゼントを隠しておく場所がない
サプライズは渡すまで相手に気づかれないようにしておくことがポイント。しかし、一緒に住んでいるとプレゼントの隠し場所に困ります。
家の中でできるサプライズプレゼントについては、他の記事にもまとめてあります。
»家の中でできるサプライズプレゼントの渡し方おすすめ7選【準備やメリットも紹介!】
隠し場所には押し入れやクローゼットの高い棚、キャリーケースの中、車のトランクなどが比較的見つかりにくい場所として挙げられますが、いずれも確実とはいえません。
隠していたつもりが実は見つかっていて、全然サプライズにならないことも。下記の記事でプレゼントの隠し場所についてまとめました。
»【妻にバレないプレゼントの隠し場所は?】サプライズを成功させる秘訣を伝授
高価なプレゼントは喜ばれないかも?
夫婦は生計を一にしているため、倹約家の奥様は高価なプレゼントを喜んでくれない可能性があります。とくにマイホームの資金などを貯めている家庭では、プレゼントの予算が高くなりすぎないようにした方がよいでしょう。
プレゼントを渡すタイミングやイベントによりますが、予算は1万円くらいで考えるのがオススメ。具体的には別記事にまとめてありますので、ぜひご覧ください。
»妻に贈るプレゼントの平均予算は?誕生日、結婚記念日などイベント別に解説!
妻へのサプライズプレゼントにおすすめのタイミング
奥様へプレゼントを贈るタイミングは誕生日やクリスマス、結婚記念日が一般的。
しかし、「感謝の気持ちを込めてサプライズでプレゼントしたい」「いい夫婦関係を築くためにたまにはサプライズを」という方は、次のタイミングでのプレゼントがおすすめです。
- 1月31日(愛妻の日)
- 11月22日(いい夫婦の日)
プレゼントがあると想定していない日に贈られると、喜びも倍増します。
また、結婚記念日のプレゼントは毎年贈る派・節目の年だけ贈る派・何もしない派に分かれますが、2人が家族になった特別な日なのでプレゼントのタイミングとして最高です。
結婚記念日にこれまで何も贈っていなかった方は、次こそは奥様へプレゼントを贈ってみては。
妻へのプレゼントはネットで購入がおすすめ
奥様へのサプライズプレゼントは、ネットでの購入がおすすめです。渡したい日に到着するように手配すれば、当日までどこかに隠しておく必要もありません。
ネットで購入するメリット
奥様へのプレゼントをネットで購入すれば配達日を指定できるので、サプライズになることが大きなメリット。また、お住まいのエリアで売っていないものでも簡単に購入できて、24時間いつでも注文できるなどの利便性もあります。
ネットで購入するときの注意点
ネットでの買い物は、豊富な商品を比較しながら手軽に購入できることが魅力。しかし、わざわざ店に足を運んで探したプレゼントに愛情を感じる女性もいます。
プレゼントをネットで購入することに「手抜きされた」と感じる女性もいることを心に留めておきましょう。
問題は手抜きと受け止められることなので、「サプライズのため」「ネットでしか入手できない」などの理由があれば、誤解されることもありません。
妻へのおすすめプレゼントはフラワーギフト
奥様に喜ばれるプレゼントを探している方には、フラワーギフトがおすすめ。花をプレゼントされて喜ばない女性はほとんどいません。
日比谷花壇が20代〜50代の既婚男女を対象に「夫の行動と、夫から妻への花のプレゼントに関するアンケート」という調査をおこなっています。
女性に対する「夫から花をプレゼントされるとどんな気持ちになりますか」という質問への回答で1番多い回答は「うれしい」(57.9%)、次いで「びっくりする」(40.2%)という結果です。
一方、男性に対する「妻に花をプレゼントすると、妻はどんな気持ちになると思いますか」の質問への回答は「うれしい」(49.2%)、「びっくりする」(30.8%)という結果でした。
男女とも1位と2位の順位は同じですが、男性が思う以上に女性は花のプレゼントを喜ぶことがわかります。
しかし「夫から花をプレゼントされたことがない」と回答した女性は52.6%と全体の半数以上にも上りました。
夫に花をプレゼントされたらうれしいのに、実際はプレゼントされたことがない女性がこれほど多いのです。
今まで奥様に花をプレゼントしたことがない方は、ぜひ贈ってみてはいかがでしょうか。きっと喜ぶ顔が見られるでしょう。
【出典】日比谷花壇「夫の行動と、夫から妻への花のプレゼントに関するアンケート」結果発表
フラワーギフトの種類は主に4種類
フラワーギフトには、主に以下の4種類があります。
- 生花
- プリザーブドフラワー
- ドライフラワー
- 造花
それぞれの特徴を確認して、奥様が喜びそうなフラワーギフトを選びましょう。
生花
フラワーギフトでもっとも一般的な生花。花束やアレンジメントといったタイプがあります。
生花の魅力は、なんといっても生命力が感じられることです。また、種類が豊富なことや、香りを楽しめることも生花ならではの魅力。
あまり日持ちしないことが残念ではありますが、贈られたときの感動が大きいのは生花です。
プリザーブドフラワー
プリザーブドフラワーとは
生花がもっとも美しく咲いたときに色素を抜き、特殊な染料を吸わせて加工した花のこと。生花を素材にしているため、造花ではありません。
特殊な加工を施しているため、生花のように枯れることはなく、2年くらい美しさを保てます。
プリザーブドフラワーも生花のようなアレンジメントや、箱の中に敷き詰めたフラワーボックス、ガラスのボトルに入れて専用のオイルに浸けたハーバリウムなどがあります。また、プリザーブドフラワーで飾り付けた時計や写真立ても人気です。
お手入れがいらないので、忙しい奥様にプレゼントしても負担になりません。生花に比べると価格が高いものの、美しい花を長く楽しめるのでコスパがいいといえるでしょう。
ドライフラワー
ドライフラワーは生花やプリザーブドフラワーに比べてプレゼントに不向きなイメージがあるかもしれません。
しかし、最近は壁に飾る「スワッグ」の人気が高まっていて、贈り物にも選ばれています。ナチュラル系やアンティーク調が好きな奥様に喜ばれるでしょう。
ただし、風水においてドライフラワーは良くないとされているため、風水にこだわっている奥様には生花がおすすめです。
造花
最近は従来の造花のイメージを覆す、まるで本物の花のようなアーティフィシャルフラワー(造花)も人気があります。
お手入れいらずで長く飾っておけるので、インテリアにこだわる奥様へのプレゼントにおすすめです。石鹸で作ったソープフラワーは、まるで本物の花のような美しさとやさしい石鹸の香りが楽しめます。
フラワーギフトを選ぶ際のポイント5選
フラワーギフトをより喜んでもらうためのポイントを解説します。
- 奥様の好きな花を選ぶ
- 奥様の好きな色で選ぶ
- 季節の花を選ぶ
- 誕生日祝いなら誕生花を選ぶ
- 花言葉で選ぶ
奥様の好きな花を選ぶ
奥様の好きな花がわかれば、その花を選ぶのが一番です。好みをわかってくれていることで、奥様は感激するでしょう。
奥様の好きな色で選ぶ
奥様の好きな花の種類がわからないときは、好きな色で選んでみてはいかがでしょうか。好きな色がはっきりしない場合、奥様のイメージに合わせて選びましょう。
季節の花を選ぶ
夏はひまわり、秋はコスモスというように、季節の花を選ぶのもおすすめです。旬の花を産地から直接届けてもらえるサービスもあります。
誕生日祝いなら誕生花を選ぶ
誕生日のフラワーギフトであれば、月ごとの誕生花を選んではいかがでしょうか。
1月はシンビジウム、2月はフリージア、3月はチューリップ…と月ごとに誕生花があります。誕生花は厳密に決まっているわけではないものの、誕生日のお祝いにふさわしいのでおすすめです。
花言葉で選ぶ
想いを花言葉に託したフラワーギフトもおすすめです。
花にはそれぞれ花言葉があります。また、花の種類によっては、色別に花言葉が異なることも。たとえばバラには「愛」「美」などの花言葉がありますが、ピンクのバラには「感謝」の意味があります。
メッセージカードに花言葉を書き添えて贈りましょう。
プレゼントは渡し方も工夫しよう
プレゼントを渡すタイミングやシチュエーション、サプライズのコツを解説しました。
大切な人へ贈るプレゼントは渡し方にもこだわると、より喜んでもらえます。想いを込めたプレゼントを用意しても、残念な渡し方になると受け取る側の喜びも半減。相手のことを考えながら、どんな渡し方をするか決めておきましょう。
また、結婚している人はサプライズが難しいですが、ネットで注文すれば当日までプレゼントの存在を隠すことが可能。
奥様へのプレゼントは華やかな気持ちになれるフラワーギフトがおすすめです。これまで花をプレゼントしたことがない方は、ぜひフラワーギフトを贈って奥様を笑顔にしましょう。